東海から東北地方にかけて甚大な被害を及ぼした台風19号から1ヶ月が経過し、今もなお、被災地では避難所での生活を送っている方も多くいます。
また冬の足音が徐々に聞こえてくるにつれ、不安な気持ちを持っている方も多い中、一日でも早く平穏な日常を取り戻せることを願うばかりです。
北海道も、昨年の胆振東部地震から1年、そして2016年に十勝地方を襲った北海道豪雨災害と、未だ復興の途中であるように、
毎年のように各地で大災害が起こるなか、私たちはいつふたたび被災者になっても不思議ではありません。
調剤薬局では患者さまのおくすりを「お薬手帳」で確認させていただいておりますが、この「お薬手帳」は被災したときにも大切な役割を発揮してくれます。
大規模停電など災害のときは、いつも通っている病院や薬局では患者様のカルテや記録を確認できなくなる可能性があります。そのような場合でも、「お薬手帳」でいつも飲んでいる薬を確認できれば、処方せんがなくても薬をお渡しできる特例が認められることがあります。
また、災害時の避難所では、医療スタッフが短期間で交代したり、緊急用に準備される薬の種類が頻繁に変わったりすることがあります。患者さまが避難場所を移動することも十分に考えられます。そのようなときでも「お薬手帳」があれば、必要な薬を正確かつ迅速に受け取ることができます。
もし、まだ「お薬手帳」をお持ちでなければ、薬局スタッフまで気軽にお声掛けください。無料でお作りいたします。
胆振東部地震発生の翌日、
商工会様の炊き出しや
通電している店舗での携帯充電サービス
美容室での洗髪 などなど
大変な時こそ支えあう芽室町民のチカラをたくさん見ました。
支えあうためには、まず自らの備えがあってこそです。
3日分の食糧
3日分の水
お薬手帳
北海道が本格的な冬を迎える前に、
ご自身の備えを、今一度確認いただければと思います。